ノーマは本格的に鎮静剤から覚めたようで、チックも鎮静剤で眠る前に戻った感じ。
午前8時。セラに卵黄を1個飲ませました。
卵は良質のたんぱく質だし、流動食よりどろりとして喉にからみ、吐き出しし難いんじゃないか?と思って。
はい。当然嫌がりました。首を振って抵抗し、
だけど何とか1個分を飲ますことに成功しました(吐き散らした分もあるけど)
卵黄は初めてだったのでビギナーズラックかもしれません。
お口周りと全身を蒸しタオルで拭きながら偉かったな~セラ、スゴイな~ってセラに言いながら、マッサージする。
寝床に戻すとぶすっとしてる。
だけど痛い痛いって反応はないので、卵黄はお口に沁みなかったのか。
しばらくしたら伸びて寝てる。
久しぶりに胃に何か入ったのでちょっとは快適になったか?
できればそうであってほしい。
お口は痛くてもおなかはすいてるはずなんだもの。
ノーマも午前7時。お薬とはちみつ水。そして流動食を10g(50mlで溶いたもの)なんとか飲ませる。
こぼれるし、時間もかかる。
だけどごくっ!と飲むまで辛抱強く待つ。
「これは飲みたくないってことだ」と諦めないことにする。
こくっと飲んだら「よし!次!」と入れる。
そうしないと一日で必要カロリーの流動食を飲めるはずがない。
水分が大部分なのでたくさん飲まなきゃいけないんだから。
ノーマが目が覚めていて、チックが出てないときを見計らっては流動食をちびびち飲ます。
あんまりそんなときはないのだけど。
午後2時すぎ。チックが酷くなる。
午後3時すぎ。往診の先生が来られる。
脳圧降下剤を入れ、ペントバルビタールを入れる。
だけど眠らない。チックも止まらない。
筋肉注射でもペントバルビタールを入れる。
水分補給のための点滴をされる。
その間もずっとすごいチックが出続けている。
どうして眠らない?と思ってよく見ると、ノーマはどうやら眠っているようなのにチックだけが止まらない。
呼吸も激しい。
なぜ止まらない?鎮静剤が効かない?
昨日は効いたのに。チックも治まりノーマもすぐに眠ったのに。
追加で入れてもらう。
止まらない。
ぶるぶる震えるような動きと前足と後ろ足が動く。
でもノーマは眠っている。まぶたは半分開いてるけれど目玉がどこかへ行ってるし。
ノーマ本体は眠って、脳は沈静化してるはずなのに肝心のチックが止まらないって・・・・
背筋がひんやりする。
ここでもう一度追加でペントバルビタールを打つか、先生も悩んでおられる。
だけどノーマ自体は眠っているし。
こんな状態(痩せてしまい、ほぼ食べない日々が続いて、熱もちょっとある)で更なる追加はやはり怖い。
止まらないチックはなかった。今までは。何時間かすれば止まってくれてた。
大丈夫。きっとノーマはがんばってくれる。だから今はこれ以上の強い薬を使うのはやめよう。
この薬にも耐性があって、あまり使ってると効かなくなるんだ。
すぐには無理でもきっときっと止まってくれる。
この判断がよかったのか。
どうなんだろうか・・・・一旦心を決めてもやっぱり正直悩む。心が揺れる。
どうかチックが落ち着きますように。ノーマの身体にこれ以上負担になりませんように。
静かに眠れますように。
夕方はいつもチックが酷くなる時間帯だもの。
そう。だからこんななんだ、と自分に言い聞かせる。
セラが寝床から出てきた。
トイレに行くようだ。
そっと背後から覗いて、位置を確認して、セラが出た後におちっこの量を確かめる。
大丈夫。たくさん出てる。色?う~ん。砂の色があるからはっきりとは分からないけど、多分大丈夫?
セラが起きてる機会にまた卵黄を飲まそうと思い、蒸しタオルを2枚準備する。
今朝と同様にノーマちゃんのシリンジに卵黄を吸い上げて、椅子にバスタオルを敷いて(セラが吐き散らしたときのため)
その上に抱っこして一緒に座る。というか囲い込んで自由を奪う(^^;)
左側に腫瘍があるので右側の口角からシリンジの先を入れてちう~っと出す。
首を激しく左右に振って抵抗する。
めげないっ!!!そんなにイヤなのっ?かわいそうって思わないっ!!!
なおも口に入れる。
すごい速度でペロペロする。
口に入ってくるからしょうがなくて舐めてるけどあまり吐き出そうとはしない?
よし!(涙)その調子っ!
気づくと1個分飲みきってた。
ノルマ終了!!!
脱力・・・
がんばりました。ワタシもセラも。
セラが椅子に爪を立ててあぎ~っと言いながら逃げようとしてる。
はいはい。もうオワリオワリ。よくがんばりました~!と言いながらバスタオルで胸やオテテについた卵黄を拭いて、耳の後ろ、首、などをなでる。
用意してた蒸しタオルで背中全体を覆い、温めてからお口周りをそっと拭き、耳や顔も拭く。
オテテやアンヨも拭く。
よし!(T_T)
卵黄作戦はどうやらセラにとってそうイヤでなさそう。沁みて痛そうというわけでもない。
今日、往診に来られた先生に「セラに卵黄を飲ませました」と言うと、
一瞬、うん?と考え、「あ!それはいいですね!うん!いいです!」と言ってもらえたし。
今後も飲ませられますように!
これに調子付いてセラがいろんなものを飲めるようになりますように!
一方、ノーマちゃん。
ワタシがセラと格闘してる間もチックが止まらない。
本犬が寝てしまってるので苦痛ではないと思う。
見た目が怖い(ぶるぶる震えてるから)けど、気にしてはいけないんだ。
むやみに悪い方に考えて自分を追い込むのはやめよう。
嘆いてる余裕はないのだ。
午後7時。どうやらチックは治まって来た様子。
お薬と流動食をほんの少し飲む。
午後9時。
体温を測る。40.1度!!!
やっとチックが治まったと思ったら熱が上がっている。
あわてて保冷剤をおまたとオテテの間に挟み、アイスノンを頭の下に入れる。
だが、ふるふる震え始める。
悪寒だ・・・まだ体温を上げる気なんだ。だから冷やしてはいけない。
保冷剤を取る。
お布団をさらに重ねる。
なかなか震えが止まらない。
やっと止まったので保冷剤を入れる。
すぐに震え始める。
しばらくは熱が上がるままにしておかないといけないようだ。
いつになったらMAXになって、そして冷やしてあげればいんだろう。
午後11時。セラにまた卵黄を飲ます。
卵黄のカロリーが70キロカロリー?
セラの体重は4キロくらいだから、320キロカロリーくらいが一日の必要カロリー?
卵黄だけで必要カロリーを摂取しようとすると5個くらいは飲まなきゃいけない。
またいやがられるのかな~とややブルーな気分でセラを抱っこして前回同様、ソファのところに囲い込んで飲ます。
最初はいやがったけど、口に入ったのが卵だとわかったら高速でペロペロしている!!!
飲む?飲みたい???
よかった!(涙目)
ワタシが喉の奥に流し込まなくてもセラが自分で口の中に入ってきた卵黄を飲んでくれてる!
軽く1個飲みきる。
たくさんたくさんセラを褒める。
がんばりやさんだ。よかった。これで空腹からは解放される。
できるだけセラにとっての苦痛は避けたい。
午前1時。ノーマちゃんがげふげふ言い始める。
どうした?と声をかけてノーマの首の後ろをさすっていると、げぼっ!と吐いた。
さっきのませた流動食だ。
気管に入らなくてよかった。
鼻先をやや下に向けてまた吐いたときのために待っていたがその後は吐かなかった。
ずっと喉の辺りに異音がしてたのでなにか詰まってる?ひっかかってる?と思っていたんだ。
午前3時。保冷剤を入れるのは諦めてこのまま寝かすことにする。
何度保冷剤を入れても悪寒がするようだ。
熱が上がりきってしばらく経たないと冷やせないんだ・・・