カテゴリ:猫伝染性腹膜炎( 5 )

クロチ君とのお別れ

5月21日、午前4時すぎ。
クロチ君は呼吸をするのをやめ、静かに旅立ちました。



20日。朝から病院に行き、インターフェロンを打ってもらう予定でした。

朝、7時くらいお食事をとらせ、お口をふいて、しばらく抱っこして。
顔を寄せて、「クロチ君はかわいい。クロチ君は大事」って言って、
いっぱいよしよししました。

そのときはそんなに元気がないとは思いませんでした。

ところが8時すぎ、病院に行くために寝室に行ってクロチ君を見ると、
今までは横になることはなかったのに、横になって寝ていました。

ぎょっとしました。

・・・まさか、すごく体調悪い?悪くなってる?

どうだろう???

その後、車の中でも静かに目を伏せてるクロチ君。

どんどんこれはもうだめかもしれない、と思う。

病院に着き、診察室に呼ばれる。

体重を測る。
体温を測る。低い!

やっぱり・・・
もう体温が保てないんだ・・・

ノーマちゃんの最期のときを思い出す。
体温が下がるってことはそういうことだ・・・と覚悟を決める。

先生に「もう何も治療しない方がいいよね?」と訊くと先生は「むずかしいね・・」と言う。

ありがとうございましたとお礼を言い、診察室を出ようとすると先生は「飼い主としてできることを精一杯ね」と言われた。

うん。
言いながらぼろぼろ涙が出る。


家に着き、天気がいいので、クロチ君を抱っこしたまま庭を歩く。
ガーデンテーブルの上の長座布団のところに抱いていくと、それに乗ろうとするので乗せてあげる。
苦しそうな息だったのに、長座布団の上に寝そべってる間はじっとフェンスのそとを見て、しずかにしている。

日が当たり、暑くなってきたので、ウッドデッキに移動して、日陰に寝かせる。

日陰も暑くなってきたので家の中に入り、ノーマちゃんが使ってたブレスエアーにバスタオルを敷いて寝かせる。

私は仕事に行かねばならない。
だけどまさのすけがいてくれるのが幸いだ。

クロチ君の顔をなでて、「クロチ。お世話係を待ってなくていいからね!クロチ君がいきたいときにいくんやで!」
泣きながらそう言って仕事に行く準備をする。

だめだめ。最期のときに立ち会いたいなんて私のわがまま。
苦しいクロチ君に「待ってて」なんて言っちゃだめ。
自分に言い聞かせた。

夜。仕事がいつもより順調に終わった。
神様からの贈り物かと思った。
大急ぎで帰る。

クロチ君はがんばってた。

だけどもう意識がなく、ずっと苦しい呼吸だった。
そしてそのまま一度も意識は戻ることなく
明け方、ようやくその苦しい呼吸を止めた。

クロチ君。やっと苦しさから解放されたね。
あの苦しそうな様子を見てたら、「もういいよ。もうがんばらなくていいよ」と何度も思った。


e0142430_15173296.jpg

かわいいクロチ。いいやつクロチ。
ごめんだったね。
ありがとクロチ。
by nomanyan | 2014-05-22 23:19 | 猫伝染性腹膜炎 | Comments(0)

病名確定から4日目

今日はまさのすけがいないのでタクシーに来てもらって病院に行く。
今日はインターフェロンですよ。




朝、私が起きる前からクロチ君が大声でなく。

わーわーわーわー言う。

カーペットの上に寝そべったままで。

結構大声だよ。
大きな声でなけるようになって、感無量だ。

抗議なんだろうかなあ?
「もう強制給餌せんといてよ~アレ嫌いやねんから~」って。

でも、する。

昨日はおちっこがあまり出てなかった。
うんpはまだ13日以降、1回も出てない。
今の私の夢はクロチ君の立派なうんこを見ることだ。


今日の先生はミーアちゃんを診てくれた先生。
クロチ君も2回?診てもらった。
とてもわかりやすい説明をしてくれる。

体重を測る。少し減ってる。
ということは腹水は増えてない、ということ。

ほんとにっ?!(驚)

やった!
やったっっっ!

よし!よしよしっ!症状が落ち着いてると思っていい?

ありがとう!ブレドニゾロン!



肺の音を聞く先生。

「胸水は溜まってませんか?」と訊くと、

腹水の他に、横隔膜の上、肺のまわりにも水が溜まることがありますが、それが「胸水」です。
今、クロチ君の体に聴診器を当てて聞いてたのは肺の中に水が溜まってないか、聞いてました。
この病気の場合、肺の外、内、どちらにも水がたまることがあります。
肺の中に溜まるとそういった音がしますが、今のところそんな音はしていません。
胸水は聴診器では溜まってるかは確認できません。

とのこと。

なるほど・・・

ちょっと脱水してますね。一日にどれくらいのお水をあげてます?
一日150mlを目標にあげて下さい。

と言われる。

貧血してますけど、ダルベポエチンは打ちません?打ってもむだ?
と訊くと、

無駄ではないと思いますよ。
こないだ打ったのは・・・・とカルテを見て、15日に打たなかったのは・・どうしてなのか・・・
(15日はこのN先生ではなかった)

と言われるので、
あのときは猫伝染性腹膜炎という確定診断が出た日なのでそれどころでなかったかも(笑)
と言うと、

多分、打っていいと思いますよ。無駄とは思いません。
と言われる。

以前、シャーちゃんに打ってたときも何回か打ってちゃんと貧血治りましたし。
と言うと、

カルテを見て「そうですね。そんな記録が残ってますね。打ちましょう」と言われる。
「こちらから言わないといけないのにすみません」と言いながら準備される。

貧血が治ったらもっとふらふらせずに歩けるかなあ。
だるさが治るかなあ。
自分でごはん、食べてくれるかなあ。

帰り際、「ありがとうございました~」ってクロチ君を抱えながら言うと、
先生は「お待ちしてます」と言われた。

「お待ちしてます」
初めて言われたことばだ。いつも「お大事に」なのに。

何か、じん、とした。

そう。また、生きて病院に行くのだ。治療ができるってことは生きてるってことだ。

クロチ君も飼い主さんもがんばって、そして生き続けるためにまた治療に来て下さい。
次、来る予定の日まで生きててね
って言われたように思った。

負けないもん。
症状は落ち着いてるもん。あとは私とクロチ君のがんばりだもん。
by nomanyan | 2014-05-17 14:05 | 猫伝染性腹膜炎 | Comments(0)

お世話係凹む

クロチ君は夜中に私が部屋へ行くとホットカーペットの上で寝そべっていた。
寝そべったままで私を見るとわあわあ言った。

あれ?寂しかったのかな?と部屋に行くのが遅くなったことを後悔した。

ものすごくはあはあ言う。

呼吸が苦しいのかとぎょっとする。

ふらつきながら猫トイレに入るクロチ君。

そのまま香箱座りする。
呼吸は普通。

あれ?単にホットカーペットで暑かった?

その後、クローゼットの中においてあるカモノハシさんのベッドに乗っている。

暑かっただろうし、ステロイドの副作用で喉が乾いてるだろうと思い、シリンジで少しの水と猫フード(パウチ)のスープを飲ます。


16日。朝。
相変わらずカモノハシさんベッドに寝そべるクロチ君。
しっかりとした目。

あまり眠れないんだろうか。

クロチ君!と声をかけると「わあわあ」返事する。

朝の強制給餌とステロイドを投与・・・しようとしたら噛まれた。
いや。正確には口を閉じようとがんばってうっかり私の指を噛んでしまった。て感じ。

う~む。これはいけない。強制給餌がいやで口を閉じよう閉じようとするので錠剤を飲ませるのが危険だ。
錠剤をすりつぶして少量の水で溶き、シリンジであげることにする。

吐かないって幸せ。
なんて幸せなんだろうか。

強制給餌が上手くいくと超幸せ。

だが、クロチ君はとてもいや。
それはそう。無理に口をこじ開けられるのも不愉快だろうし。
免疫サポート。超マズだもの。超マズよ。

もっとおいしくできないものか。

温めてあげるので、熱すぎないか私の舌に落として温度をみてからあげてるの。
なので超マズなのを知っている。

昨日、おとといはやる気まんまんだったのだけど
今日は凹んでる私だ。
クロチ君が私から隠れようとするからだ。
栄養を入れないと身体がしんどかろうとがんばって給餌してるのだけど
クロチ君が「わあわあ」言って抗議するので凹む。

同じことを何度も何度も思う。
本当にこれでいいんだろうか?こんな治療や給餌をするのはかわいそうなんじゃないだろうかって。

これ(強制給餌)がストレスになって、なおFIPウイルスを元気にしてしまうのではないかと不安だ。

でも、しなきゃ確実にクロチ君は身体が弱る。

昨日、先生に「負けませんよ」って言い切ったものの、本当はクロチ君の様子次第ではかなり弱気になる。
昨日はこのFIPに負けずに調子が良くなった子の話を読んだし、クロチ君が吐かなかったので強気だったのだ。
今日は凹んでる。ボロ負け状態。

今日の嬉しかったこと。さっきクロチ君が置いてある爪研ぎで爪を研いだこと。
猫が爪を研いだり、毛づくろいする姿って、元気がある証拠みたいで嬉しい。

明日もクロチ君やほかの子たちのこんな姿が見られますように。
もう壁でもなんでも研いでくれていいよ(涙)
by nomanyan | 2014-05-16 14:03 | 猫伝染性腹膜炎 | Comments(0)

クロチ君。病名確定

5月15日。病院に行く。
13日に採った腹水の内容成分の検査結果を聞きに、
とインターフェロンの注射をしに。

「はい。猫伝染性腹膜炎です」
きっぱり言われる。

抗体価?が25万倍。
これが400以下だったらグレーゾーン。
だけどこれだけ高かったら確定です。
って。


そっか・・・・
もうそうだろうと私も覚悟してたから、さほどショックはない。
13日に相当ショックを受けたので。

どう?様子は?

13日に家に帰ってクロチ君を私の寝室に入れました。
他の子は入れません。
クロチ君専用のトイレ。ごはん。ねどこを用意しました。
昼間はまだ怖かった(吐くかもと思って)ので、強制給餌していません。
夜にそっとしてみたら吐かなかったので給餌しました。
呼吸が浅く早い感じです。
足元がふらつきますが、神経症状が出たんでしょうか?

いや。多分貧血だからじゃないかな。

それならちょっと安心。
14日。私は朝から仕事だったので、強制給餌して、お薬あげて仕事に行きました。
もう生きてるクロチ君には会えないかも・・と思いながら家に帰って、
クロチ君部屋のドアを開けると、暗がりの中でトイレに入ろうとしてるとこでした。
「クロチ君!」と声をかけると、わぁわぁ言いながらトイレから出て、よろけてカーペットの上に寝そべりました。

ふんふん・・と聞きながら先生はクロチ君の体重を見る。

生きてないかもと思ってたので、クロチ君がないてくれたことにびっくりしたのと嬉しかったんだよ。あの夜。



ようやくステロイドが効いて、熱が引いて、炎症も収まったんだね。
・・・でも腹水は・・・・
と言われるので、

でしょう。私も夜、クロチ君を見て、腹水が多くなってる・・と思いました。
炎症が治まってるのに腹水は別なの?

別なんですよ。これがこの病気のやっかいなところで。
呼吸はしづらそうじゃない?

う~ん?はあはあは言わないけど。

そう。たくさんたまると横隔膜を押し上げて呼吸がしにくくなるから利尿剤を使って強制的に尿として出します。
と言われた。


おお。ネットに書いてあったとおりの治療だ。
だが、たしか利尿剤で腹水を出すとなにかの成分も排出してしまうので危険でもあるって。
何だったか調べて、それを補給できるようにしなければ。



これからもステロイドとインターフェロンを使っていきます。と言われる。
でもこれは延命治療だからね、と釘を刺される。


なんで前にステロイド打ったときは熱が引かなかったのに今は引いたんですか?
と尋ねると

う~ん。言い方は悪いけど、病気が一段階進んだから、かな?
この前打ったときはまだ体がウィルスと闘っていた。だから体温が高かった。
だけどもう闘うのをやめて、症状が進んでしまったので、ステロイドに反応した。
ということだね。
と言われた。

病気が、一段階、進んだ・・・・
ちょっとショックを受ける。

でも冷静に考えてみれば、それはそうか・・・
ある程度悪くならないと薬って効果が出ないものだものね・・・
頭では分かっても、悲しい。



ネットをさまよいましたよ。と言うと、

良くなかったでしょ。と言われた。

はい。まったく良くなかったです。
でも、本当にFIPだったのかどうかわからないけど、すごくがんばれた子のブログなどにもヒットしました。

某動物病院のHPのコピペや某ブログのコピペを見せて、
私もこのサプリを使ってみたいと言ってみた。

先生は「う~~ん。僕はこれを使ったらこういう結果がでます、という確たるデータがないものを勧めるのはお金をもらう以上はいやなんだよね。詐欺のようで」と言われる。

知ってるよ。以前、私がセラにインターフェロン使いたいって言ったときも先生はそう言ったよね。
だから先生がそういう考えの人なのは知ってる。
だけど、私は去年、3匹の猫を亡くしました。
あのとき、あの子たちは野良っちだったから、思ったようなことが一切できなかった。
なので、私としてはすごく辛かった。
ノーマちゃんの場合は変な言い方だけど、やりきった感がある。
あれ以上はできなかったと今では思ってる。

それはそう。あれ以上できないでしょ。、というかあれ以上どうしろと?って感じ。と先生が言う。

なのでね。私はノーマちゃんに対するペットロス的なものはないの。あまり。
だけど何もしてやれなかったって思ってる子たちに対しては結構きついものがある。
野良っちだった子たちにはお世話自体ができなかったけど、クロチ君にはできる。
今でもつらそうなのに私を見るとゴロゴロ言うし、撫でるとうれしそうなの。お世話ができるよ。
だから、クロチ君のQOLを上げるためにできることは何でもしようと思います。

ウエットタイプのFIPを発症して、1年9か月がんばれた子がいたみたいって言うと
先生は「え~~っ?!それはすごい・・・」と言う。

ここでFIPの患者さん、いました?
と尋ねると

いましたね。

勇気をもって尋ねてみた。「どのくらいの生存期間でした?」

先生は「う~~~~ん~~~?」と首をかしげる。

言いにくいのかな?と思って「3か月くらい?」と尋ねると「うん。それくらいかな」と軽く言う。

ふ~む。これは私に気を使ったのか。
それとも本当にわからないのか。亡くなっても報告があるわけじゃないもんね。

これも勇気を振り絞ってきいてみた。「どうなって亡くなるんです?」

ごはんを食べなくて衰弱して・・って感じかな。
強制給餌はつらいでしょ。人も猫も。どちらも。
って言われた。


そうだね・・・
猫は犬と違って食に対してあまり熱心でないというか。
食べてくれたらもうちょっと予後がいいのだろうか。
ゴルなんて亡くなる朝まで食べてたって子もいるもんね。
今考えてみればそれは飼い主にとって幸せなことだなあ


「例のブログの子ね。軽く見ただけだけど、すごく普通の猫ちゃんだった。
辛い状態で長い時間を過ごしたのならかわいそうだけど、すごく普通だった。
あんな時間が持てるのなら私もなんでもしようと思いましたよ。
私は負けませんよ」

と先生に言うと、先生は下を向いて「はい」って言いました。

そんなにがんばっても・・・と思ったかなあ。

そうえば、私、ノーマちゃんに冗談半分で「ギネスに挑戦だよ。ノーマちゃん」って言ってたなあ。
脳に腫瘍があって、こんなにがんばれた子がいたんだよって誰かに希望を持ってもらえるように
ノーマちゃんがそんな存在になれればいいなあって。

クロチ君にそんなことは思わない。
ただただ、今日一日をちょっとでも楽にすごしてほしい。明日もそうであってほしい。
そのためには何ができるか
考えていたい。
そんな感じかな。
by nomanyan | 2014-05-16 10:45 | 猫伝染性腹膜炎 | Comments(0)

クロチ君。本当の病名

5月13日。
病院が開く30分前に着く。
それでも5番目だよ。

クロチ君が吐いたことを伝える。
体温は38.9度。やっぱり高い。

吐いたので丸二日、強制給餌をしていません。と伝える。

吐いた?

そう。吐いたものは6時間前に強制給餌した免疫サポートがやや固まりかけた状態のもの。

腸が働いてないのかな・・・と言われる。


先生がクロチ君を触診する。
肺の音を聞き、心臓の音を聞き、リンパ節をさわり、おなかをさわる。


・・・・
コレ、腹水たまってないか・・・?と独り言を言われる。

ぎょっとする。

やっぱり?私もちょっとそう思った。
おなかがちょっとぷっくりしてる?
全体が痩せてるのに、おなかだけなんだかふんわりしてるような?
だけど、腹水がたまった状態の犬猫を見たことがないからこれがそうなのかは
よくわからなかった。
そしてそうは思いたくなかったので自分の中で打ち消していた。


続けて先生は言う。「3日に診たときは(腹水を)感じなかったのに」って。

エコーで診ることになり、部屋を移動する。
おなかの毛をバリカンで剃り、ぬるぬるしたモノを塗り、エコーでおなかの中をみる。

あ~やっぱり。
ここ、ここにね・・・

と説明を受ける。

そして、腹水を採って検査するからちょっとおなかに針を刺すよと言われる。
注射器でおなかを刺し、腹水を少量採る。

初めて見た。腹水。

検査が出るまで待合室で待つ。

いろいろ考える。
腹水がたまってる、ということは、どこかにがんができてる?
白血病ウイルスのせいで免疫力が下がってるからそうかも。
若くて感染したらがん化することが多くて、ある程度年を取ってから感染したらそれはあまりないって
聞いてたのに・・・

緊張した顔の先生が私とクロチ君を診察室に呼び入れる。

腹水を採りました。
クロチ君の環境や病気を考えて、腹水がたまる病気の可能性としてはまずリンパ腫。
そして猫伝染性腹膜炎。

リンパ腫だったら抗がん剤治療。
そして猫伝染性腹膜炎だったらごめんね。正直お手上げです。


採った腹水の検査の結果、比重が1022。
総蛋白が5.5g/㎗
アルブミンが2.4g/㎗

このことは何らかの炎症をおこしてる、ということを表しています。
そしてこの数値を見るとリンパ腫の可能性は低く、猫伝染性腹膜炎の可能性が高いです。

と早口で言われる。

猫伝染性腹膜炎だとしたら、熱が下がらなかったこともわかるし
貧血なのもうなづけます。
(この日の血液検査でさらなる貧血がわかってた)


・・・ぼんやりと、さっき、先生、「猫伝染性腹膜炎だったらお手上げ」
って言ったよね・・・と思う。

猫伝染性腹膜炎は自分の免疫が暴走して体を攻撃してしまうものだ・・と説明される。

炎症を起こしてるのでステロイドを打ちます。
そして暴走した免疫に対してもインターフェロンは有効なのでこれも。
そして吐き止めもね、と3本の注射をされた。

これ(猫伝染性腹膜炎)、ワクチンないですよね?

ありません。

予後は?・・・よくないよね?と言うと

発症したら100%亡くなります。

ときっぱりと言われた。

そうですか・・・とクロチ君をキャリーに入れる。


帰り際に、「あ。『伝染性』って言うくらいだから他の猫にうつる可能性は?」と訊くと

「ノーマ家の猫さんたちの密着度を考えると伝染ってる可能性はあります」と言われた。



伝染性の病気でなかったとしても重篤な病気ならば一人部屋にしてあげなければ
と思っていたから。
私が寝てる部屋にクロチ君を住まわせて、闘病生活に入ろう。


まさかこんな病名を聞くとは思っていなかったのでクロチ君の入ったキャリーを抱きかかえて
思いっきりめそめそして車に戻った。



夜。仕事から帰って、3時くらいまで「猫伝染性腹膜炎」でネットを徘徊する。
何か希望はないか、とすがるような思いで。

ところが書いてあるのは良くないことばかり。

そして思い出す。
そういえば、ずっと昔、すみれちゃんとれんげちゃんを保護したとき、保護して数日後、すみれちゃんがおなかがすっごく大きくなっていた。
これは噂の「腹水」では?と思い、猫伝染性腹膜炎、という病名をネットでみつけて、大慌てで病院に連れて行ったのだった。
結果はそうではなくて、ほっとしたのだけど(ただの食べ過ぎ。おなかがフードでぱんぱんだった)


猫伝染性腹膜炎で検索してわかったこと。

猫にふつうにあるコロナウイルスが何かのきっかけで凶暴なFIPウイルスに突然変異してしまい、そのウィルスを撃退するワクチンは存在しない。
その症状からウエットタイプとドライタイプに分けられる。
ウエットタイプは腹水、胸水、下痢、嘔吐、黄疸などの症状がみられる。
ドライタイプは神経症状(眼振、ふらつき、発作など)が出る。
この二つははっきりと分かれるのではなく、症状は混在することがよくある。
若年で発症することが多く、壮年期は少なく、老年期でまた発症率が上昇する。
免疫が低下する猫エイズウィルス、猫白血病ウィルスを保持してる猫、そして多頭飼いの猫に多く発症する。

猫伝染性腹膜炎という名前だけど腹膜炎を起こすわけではないらしい。
「腹膜炎」というより「血管炎」といった方が当たってるかも
多頭飼いでよく発生するので伝染性だと思われたが、伝染性については疑問視する意見もあるようだ。


そして総じて書かれてるのは「予後が非常に良くない」ということ。
「不治の病」とも。
by nomanyan | 2014-05-15 15:19 | 猫伝染性腹膜炎 | Comments(0)


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