お別れのかたち

ミーアちゃんが突然いってしまって、なかなかその現実についていけません。


クロチ君が亡くなって、今日でひとつき。
クロチ君はFIPで、どんどんどんどん弱っていってた。
その現実を受け入れざるをえない日々だった。
その間にお別れの覚悟ができ、苦しそうなその様子に「もうがんばらなくていいよ」と思った。
苦痛を取り除いてあげたいと思う方が大きくて、お別れがいやだと言っていられなかった。

それはニャーニャのときもそう。
セラのときも。

だけどミーアちゃんの場合は寸前まで元気そうだったので、その覚悟ができていなかった。
もちろん、心臓が悪いのだからいつ何時どうなってもおかしくない、とうっすらとは思っていたけれど。
でも、この日、すごく元気そうで、
これだったら「発作から半年もったらあと2,3年はいける」説に合致するんじゃないか?いや、ミーアちゃんだったら大丈夫だよ!

なんて思ったところだったのだ。

だから、家に帰って、冷たくなったミーアちゃんと対面しても、これは現実ではないという思いが拭い去れなかった。



犬や猫と暮らす人は必ず考える「お別れのとき」
なるべく苦痛がなく、ぽっくりといってほしい。
きっとみんなそう思ってるだろう。
私も当然そう思ってた。
痛い、苦しい、それが一番いや。

だから、ミーアちゃんの逝き方は私の理想だったといえる。


なのに?

なのにこの割り切れない思いはどうしたことか。


私が一番恐れていたお別れの形。
それは仕事のせいで最期のときに間に合わなかった。
もしくは仕事に行かねばならないために苦しむミーアちゃんを置いて行かねばならず、そのために死に至らしめること。

こんなお別れの仕方だったら心の狭い私のことだからずっと職場を恨んでいたに違いない。
その負の気持ちがあるといつまでもミーアちゃんの死を乗り越えられないんじゃないかと思う。
そんなお別れでもなかった。

今にして思えば心残りがないよう、ミーアちゃんにできる限りのことができた午前中だった。
そして仕事に行く直前にちゃ~んとなでて行った。
そしてそして、逝くとき、ミーアはひとりじゃなかった。
まさのすけがいて、最期のときにはまさのすけがかけつけたのを見て、ミーアは逝ったはず。

なのに
この割り切れない思い。



今まで逝った子たちはみんななきがらをなきがらとして扱った。
新しいシーツに寝かせて、お花を枕元に置いて、ごはんやおやつを置いて、お線香を置いて、お水を置いた。

でも、ミーアちゃんにはそうできなかった。

あの夜、仕事から帰ると、まさのすけは冷たくなったミーアちゃんに添い寝していた。
身体が傷むと嫌だから保冷材は敷いてたけど、にゃんこのお座布の上に寝かせられ、バスタオルをかけられていた。
いつもと同じ格好で、同じ場所で横たわるミーアちゃんは本当に寝てるみたいだった。
毛づやも良く、当然やせ細ることもなく、綺麗なまま。
寝てるんだよ。と言われたらそうだと思ってしまいそうだった。
いつもの穏やかな寝顔と同じだった。

稲荷山動物霊園で、棺に入り、花に囲まれたミーアちゃんをなでながら
おかしいなあ?違うよなあ?みあちゃん。
みあちゃんもこんなはずじゃなかったと思ってるんじゃない?
こんなこと、違うよなあ?
って何度もつぶやいてしまった。

思いがけないお別れがこんなに受け入れられないものだとは。




そして、残念でならないのはまだ11歳だったってこと。
まだあと10年近くは元気でいてほしかった、というとてもとても残念な気持ち。
これが納得がいかないことにものすごく拍車をかけてる。


もっともっと一緒に過ごす時間が欲しかった。
もっともっと楽しい時間を与えてあげたかった。
嬉しそうな顔を見ていたかった。
どうしてこんなに早く逝ってしまわなきゃならないのか
とってもとってもいい子だったのに。



そう考えれば、ノーマちゃんとのお別れは幸せなお別れだったと言える。
脳に腫瘍がある、余命は3か月から半年。
と言われたのに、その後5年がんばってくれ、たくさんの思い出を作ってくれた。
覚悟の時間をくれた。
最期の半年は寝たきりになったけれど、あれは最後の覚悟の時間だったのだと今は思える。

そして幸せなお別れだったと思えるもう一つの原因。
それは15歳8か月というゴルにしてはご長寿さんだったということ。
これがきっとすごく大きいんだと思う。



ミーアちゃんはうちで一番の甘えん坊で、ビジュアルもかわいかったけど、何よりその気質がかわいかった。
ノーマちゃんのいない穴を埋めてくれてたのはこの子だったのだ。
そんな子をいきなり亡くしてしまって、正直、きつい。
喪失感がものすごく大きい。



亡くなる数時間前のミーアちゃん。


元気そうでしょ?
こんな状態から4,5時間でいっちゃうなんて思えないでしょ・・・
by nomanyan | 2014-06-21 17:22 | お世話係のつぶやき | Comments(0)


15歳8ヶ月でお空に旅立ったゴールデンレトリバーのノーマとノーマを大好きだったにゃんこたち


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