ミーアちゃん。倒れる
5月17日。今日はクロチ君は静かに一人にしておいて、
ミーアちゃんをじっくりとかわいがろうと思った。
このところクロチ君と寝室にこもってるので、ほかのにゃんこをぜんぜんかまってあげられない。
ミーアちゃんが寝室のドアをカリカリかいて、「ここ開けて~」ってゆうべ言ってた。
だから今日はミーアちゃんデーにするのだ。
クロチ君は私がいると強制給餌されるかもと思ってそうだし、一人で静かにすごさせてあげるのもいいかもしれないし。
クロチ君のインターフェロン注射のための病院行きから1時半くらいに帰り着き、
クロチ君のお食事がすんだら階下でミーアちゃんに甘えられてすごす。
一緒にお昼寝もいいなあってのんびりしてたら、
ミーアちゃんが急にぱっと後ろを見る。
???
何もないのに?
その後も何度か同じようなことがあった。
何?すごく怖い。
ノーマちゃんの様子を思い出す。
ノーマちゃんは脳に腫瘍があったため、てんかん様発作をよく起こした。
大発作と言われる意識を無くして失神・痙攣する発作もあったけど、こんな様子もよくあったのだ。
何もないのに後ろを見る。誰も来てないのに玄関に走っていく。寝てたのに急にびっくりして起きる。
犬は言葉が話せないから、あのとき何であんなことをしてたのかわからなけれど、多分、脳に何かが
起きてたのだろう。
苦い記憶が蘇る。
ミーアちゃんはすぐに落ち着いて私の横にうずくまっていたが、どきどきしながらミーアちゃんを観察してると
顔がピピピピと動いた。耳も動いた。
もう私のどきどきが止まらない。
これはチック?
血栓が脳に飛んでる?
だからこんな様子なの?
いきなり脳血栓とかならない・・・?
あわててネットで調べる。
心筋症・・・血栓・・・発作・・・
どうしたら血栓が溶かせる?
脳にあるんじゃない?血栓が!
以前、私が不在の時に起こした発作は血栓が詰まっての発作。
血栓が詰まって下半身が不随になる子が非常に多いと聞く。
血流をよくするために体を撫でる。
暖かくした方がいいかな?
と毛布もかける。
脳だったら意味がないかもしれないけれど、
身体のどこかにまた血栓が詰まりそうになってるのかもしれない。
その後、私の横でしばらくおとなしく寝そべってたが、
5時すぎ、ミーアちゃんはいきなり起き上がり(その起き上がるのもふらふらしながら)、
よろけて転び、立ち上がり、そして台所によろけながら歩いて行った。
そして炊飯器の後ろにうずくまる。
もう私は動転しまくってタクシーの電話番号を書いたものをさがしまくり(ちゃんとお財布の中にあったのに)
なんとかタクシーを呼び、ミーアちゃんをキャリーに入れて(クロチ君を入れてたのとは別のもの)
またも動物病院へ。
病院では朝クロチ君を診てくれた先生がいて、(この先生は最初にミーアちゃんが発作を起こしたとき診てくれた先生)
あわあわなってる私からミーアちゃんの様子を聞き、触診をしてくれた。
足は動く、手も動く。
眼底もみる。おなかもさわる。
・・・症状からすると、血栓が脳に飛んでるのかもしれないけれど、それはMRIを撮らないとわかりません
と言われた。
もしも血栓が脳に飛んで、脳の機能が一部損傷したのならもっと顔に異常が出るだろうけど
それもない・・・
結局、わざわざきてもらったけど何もすることがない。と言われる。
特に重篤な様子でもないし・・・
ただ、チックが今後も出ないか様子はよく見てあげて下さい。と言われる。
このまま落ち着いてくれるのならタクシー代なんかどーでもいいし。(本当はよくないけど)
と思いながら帰る。
家に帰るとミーアちゃんはまたも台所の炊飯器の後ろに入って寝始める。
よしよし。
今のうちにクロチ君のお食事をして・・・
その後はしばらく静かな時間が過ぎる。
夜。2時半。ふと目を覚ますと猫の大声。
ミーアちゃんだっ!!!
あの声はミーアちゃんだ!
やっぱり発作がでてるんだ!
あわててミーアちゃんを探す。
炊飯器の後ろで倒れて失神してるミーアちゃんを見つけた。
よだれで両手が濡れてる。失禁もしてる。しっぽの毛が大きく逆立ってる。
みあちゃん!と大声で呼びかけながらあわてて抱き上げると身体が冷たく、堅い!
一瞬、死んでるのかと思ったほど。
抱き上げるとまた大声を上げる。
ほっ!生きてた!生きてる!!!
そのまま抱いて、リビングに寝かせる。
その後も大声をあげてのけぞり倒れる。
病院に電話して今から行くことを伝え、タクシーを呼ぶ。
今日(日付変わってるけど)3回目の病院行き。
今日の夜勤は院長だから、何かあったらまた来てくださいって言われてた。
行きたいわけじゃないけど、行かなくちゃ(涙)
神様神様。ミーアちゃんを助けて。
タクシーがうちに着くころには落ち着いて香箱座りしてる。
キャリーの上部はつけずにバスタオルを敷き、ミーアちゃんの体もバスタオルでくるんでタクシーに乗る。
やっと病院に着く。
心音を聞いたり、目を見たり、一通り診てもらう。
そのころにはすっかり落ち着いていたミーアちゃん。
症状について先生と話してる最中、
ミーアちゃんは「ん?おててが濡れてる・・」って気づいたようで
手をなめて毛づくろいを始めた。
それをじっと見る私と先生。
先生「ここで毛づくろいするか~?(笑)。そうかそんな余裕があるんやったらじっとみてなくていいね(苦笑)
じゃ、しばらく待合室で待ってて」
と言われて、待合室に戻る。
血液検査をしてもらってるので待合室で待つことになったのだ。
そう。このてんかん様発作は脳に血栓が飛んで出たものかもしれないけれど、
もう一つ、可能性があった。
それはクロチ君が闘ってる病気、猫伝染性腹膜炎。それかもしれない、と言われたのだ。
その可能性だって無くはない。と言われた。
それを調べるための血液検査。
あぁもう最悪。そんなことになったら最悪。
でも、FIPは空気感染はしないと聞いてたし、ウイルスが体内に入ったからといって発症するとは限らないし。
それに何よりも、ミーアちゃんはクロチ君とさほど仲良くはないから、グルーミングし合ったりしない。
なので感染する可能性は低いと思ってた私。
血液検査での結果は100%ではないけれど、多分、FIPではないだろう、とのことだった。
この数字は僕の感触では違うと思う。と言われる。
ちょっとだけほっとする。
治療としてはステロイドを注射してもらい、
そして明日からお薬を増やすことになった。
血管を広げて脳圧を下げる作用のあるお薬。イソソルビト。
ステロイドの経口薬も明日から毎日半錠あげて、と言われた。
もうちょっと待ってもらったら仕事が終わるけど、それからで良かったら家まで送ろうか?と
先生が言ってくれる。
はー私が3回もタクシーすっとばして来たから先生気を使ってるね?
うちと同じ方向ですか?と尋ねると「うん・・まあ」と言われる。
どこ?と尋ねると「○○町」
どこが同じ方向やねん!(笑)ぜんぜ違うぢゃん!いい!送ってくんなくて!
と笑いながら言うと、先生も「はい。わかりました。じゃ、タクシー呼びますね」と電話してくれた。
家に着くころは白々と夜が明けてきた。
長い一日だった。
本当に疲れた。
ミーアちゃんをじっくりとかわいがろうと思った。
このところクロチ君と寝室にこもってるので、ほかのにゃんこをぜんぜんかまってあげられない。
ミーアちゃんが寝室のドアをカリカリかいて、「ここ開けて~」ってゆうべ言ってた。
だから今日はミーアちゃんデーにするのだ。
クロチ君は私がいると強制給餌されるかもと思ってそうだし、一人で静かにすごさせてあげるのもいいかもしれないし。
クロチ君のインターフェロン注射のための病院行きから1時半くらいに帰り着き、
クロチ君のお食事がすんだら階下でミーアちゃんに甘えられてすごす。
一緒にお昼寝もいいなあってのんびりしてたら、
ミーアちゃんが急にぱっと後ろを見る。
???
何もないのに?
その後も何度か同じようなことがあった。
何?すごく怖い。
ノーマちゃんの様子を思い出す。
ノーマちゃんは脳に腫瘍があったため、てんかん様発作をよく起こした。
大発作と言われる意識を無くして失神・痙攣する発作もあったけど、こんな様子もよくあったのだ。
何もないのに後ろを見る。誰も来てないのに玄関に走っていく。寝てたのに急にびっくりして起きる。
犬は言葉が話せないから、あのとき何であんなことをしてたのかわからなけれど、多分、脳に何かが
起きてたのだろう。
苦い記憶が蘇る。
ミーアちゃんはすぐに落ち着いて私の横にうずくまっていたが、どきどきしながらミーアちゃんを観察してると
顔がピピピピと動いた。耳も動いた。
もう私のどきどきが止まらない。
これはチック?
血栓が脳に飛んでる?
だからこんな様子なの?
いきなり脳血栓とかならない・・・?
あわててネットで調べる。
心筋症・・・血栓・・・発作・・・
どうしたら血栓が溶かせる?
脳にあるんじゃない?血栓が!
以前、私が不在の時に起こした発作は血栓が詰まっての発作。
血栓が詰まって下半身が不随になる子が非常に多いと聞く。
血流をよくするために体を撫でる。
暖かくした方がいいかな?
と毛布もかける。
脳だったら意味がないかもしれないけれど、
身体のどこかにまた血栓が詰まりそうになってるのかもしれない。
その後、私の横でしばらくおとなしく寝そべってたが、
5時すぎ、ミーアちゃんはいきなり起き上がり(その起き上がるのもふらふらしながら)、
よろけて転び、立ち上がり、そして台所によろけながら歩いて行った。
そして炊飯器の後ろにうずくまる。
もう私は動転しまくってタクシーの電話番号を書いたものをさがしまくり(ちゃんとお財布の中にあったのに)
なんとかタクシーを呼び、ミーアちゃんをキャリーに入れて(クロチ君を入れてたのとは別のもの)
またも動物病院へ。
病院では朝クロチ君を診てくれた先生がいて、(この先生は最初にミーアちゃんが発作を起こしたとき診てくれた先生)
あわあわなってる私からミーアちゃんの様子を聞き、触診をしてくれた。
足は動く、手も動く。
眼底もみる。おなかもさわる。
・・・症状からすると、血栓が脳に飛んでるのかもしれないけれど、それはMRIを撮らないとわかりません
と言われた。
もしも血栓が脳に飛んで、脳の機能が一部損傷したのならもっと顔に異常が出るだろうけど
それもない・・・
結局、わざわざきてもらったけど何もすることがない。と言われる。
特に重篤な様子でもないし・・・
ただ、チックが今後も出ないか様子はよく見てあげて下さい。と言われる。
このまま落ち着いてくれるのならタクシー代なんかどーでもいいし。(本当はよくないけど)
と思いながら帰る。
家に帰るとミーアちゃんはまたも台所の炊飯器の後ろに入って寝始める。
よしよし。
今のうちにクロチ君のお食事をして・・・
その後はしばらく静かな時間が過ぎる。
夜。2時半。ふと目を覚ますと猫の大声。
ミーアちゃんだっ!!!
あの声はミーアちゃんだ!
やっぱり発作がでてるんだ!
あわててミーアちゃんを探す。
炊飯器の後ろで倒れて失神してるミーアちゃんを見つけた。
よだれで両手が濡れてる。失禁もしてる。しっぽの毛が大きく逆立ってる。
みあちゃん!と大声で呼びかけながらあわてて抱き上げると身体が冷たく、堅い!
一瞬、死んでるのかと思ったほど。
抱き上げるとまた大声を上げる。
ほっ!生きてた!生きてる!!!
そのまま抱いて、リビングに寝かせる。
その後も大声をあげてのけぞり倒れる。
病院に電話して今から行くことを伝え、タクシーを呼ぶ。
今日(日付変わってるけど)3回目の病院行き。
今日の夜勤は院長だから、何かあったらまた来てくださいって言われてた。
行きたいわけじゃないけど、行かなくちゃ(涙)
神様神様。ミーアちゃんを助けて。
タクシーがうちに着くころには落ち着いて香箱座りしてる。
キャリーの上部はつけずにバスタオルを敷き、ミーアちゃんの体もバスタオルでくるんでタクシーに乗る。
やっと病院に着く。
心音を聞いたり、目を見たり、一通り診てもらう。
そのころにはすっかり落ち着いていたミーアちゃん。
症状について先生と話してる最中、
ミーアちゃんは「ん?おててが濡れてる・・」って気づいたようで
手をなめて毛づくろいを始めた。
それをじっと見る私と先生。
先生「ここで毛づくろいするか~?(笑)。そうかそんな余裕があるんやったらじっとみてなくていいね(苦笑)
じゃ、しばらく待合室で待ってて」
と言われて、待合室に戻る。
血液検査をしてもらってるので待合室で待つことになったのだ。
そう。このてんかん様発作は脳に血栓が飛んで出たものかもしれないけれど、
もう一つ、可能性があった。
それはクロチ君が闘ってる病気、猫伝染性腹膜炎。それかもしれない、と言われたのだ。
その可能性だって無くはない。と言われた。
それを調べるための血液検査。
あぁもう最悪。そんなことになったら最悪。
でも、FIPは空気感染はしないと聞いてたし、ウイルスが体内に入ったからといって発症するとは限らないし。
それに何よりも、ミーアちゃんはクロチ君とさほど仲良くはないから、グルーミングし合ったりしない。
なので感染する可能性は低いと思ってた私。
血液検査での結果は100%ではないけれど、多分、FIPではないだろう、とのことだった。
この数字は僕の感触では違うと思う。と言われる。
ちょっとだけほっとする。
治療としてはステロイドを注射してもらい、
そして明日からお薬を増やすことになった。
血管を広げて脳圧を下げる作用のあるお薬。イソソルビト。
ステロイドの経口薬も明日から毎日半錠あげて、と言われた。
もうちょっと待ってもらったら仕事が終わるけど、それからで良かったら家まで送ろうか?と
先生が言ってくれる。
はー私が3回もタクシーすっとばして来たから先生気を使ってるね?
うちと同じ方向ですか?と尋ねると「うん・・まあ」と言われる。
どこ?と尋ねると「○○町」
どこが同じ方向やねん!(笑)ぜんぜ違うぢゃん!いい!送ってくんなくて!
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