全日本フィギュア選手権観戦記

はい。遅ればせながらご報告デス。

12月23日から26日まで大阪・なみはやドームで開催されたフィギュアスケートの全日本選手権を見に行って来たです!

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真央ちゃんがシニアにデビューしてから、フィギュアスケートの人気は上がり、そのためフュギュアスケートの試合はチケットがなかなか取れません。

以前は簡単に取れたらしいよ?
フィギュアオタク仲間のぷ~ちん母さまが言うには以前はそんなにすごい競争率ではなかったらしーの。

ワタシは真央ちゃんが登場してからのオタクですので、ニワカなファンですので、以前のことは知らないのだけど、今までチケットがなかなか取れない(抽選でいつも外れる)ので、いっつも「あーあ。ま~た外れたよ!」ってグチグチ言ってたのだ。

それが奥さん!
今年はどうしたっていうの?

23日(金)ペアーショートプログラム、男子ショートプログラム=アリーナ席(第一希望)当たり!
24日(土)アイスダンスショートダンス、女子シングルショートプログラム、男子シングルフリー=スタンドS席(第一希望)当たり!!!
25日(日)アイスダンスフリーダンス、女子シングルフリー=スタンドS席(第一希望)当たりっ!
26日(月)エキシビション(メダリストオンアイス)=アリーナS席(第一希望)当たりっ!!!

どう?コレ。
すごいのなんの。びっくり。
今までくじ運はま~~~ったくないね!ワタシ!
と思っていたのに、この当たりよう。第2希望はなしで一本釣りで入れたものもあったけど、全部第一希望で当たるなんてびっくりだ。

もう一生分の運をコレで使い果たしたかも~~~~と思った。

ネットでそうつぶやいたら「のこちゃんが当ててくれたんですよ~」と言ってくれたお友達さまがいた。

やっぱそう思う?思ってくれるぅ?
うんうん。ワタシもノーマが「お礼よ~」って当ててくれたんじゃないかとちらっとね思ったりもしたの。

ニャーニャとセラとノーマでくじの神様に(そんな神様いる?^^;)お願いしてくれたのかしらん。


というわけで、毎朝、ノーマとニャーニャとセラに「ありがと」とお礼を言って、なみはやドームにGO! GO!!!れっつごー!したのでした。


23日(金)めちゃサム。風も強い。今日はアリーナ席である。
なみはやのアリーナ席って知ってる?氷の上なのよ。
床はベニヤ板が張ってあって、椅子は折りたたみ式のパイプ椅子なのさ。
一番お高い席なのにパイプ椅子ってどうなのかしら。
いつもぷ~ちん母さまと言ってるの。
お相撲の升席のようにお弁当つけてほしいわねって。
できたらコタツとみかんも用意しておいて「猫も連れて来ていいですよぅ」な席だったらどんなにいいかしら。

さぁチケットを引き換えに行かなければ。

「チケット引き換え」ってなんにゃ?とお思いのアナタ。
そう。普通はチケットって事前に郵送されてきたり、もしくはコンビニで引き換えだったりするよね?

ところが。
↑上にも書いたように、昨今フィギュアスケートのチケットはひっじょ~~に取り難くなっているの。
人気が出たので、チケットを定価で取って、それをオークションとかいろんなところで販売する人がいるのにゃ!
ときどきそらすんごい金額に跳ね上がったりするもんにゃ。
商売になってしまっているのよ。
そういうお商売にされてる人がいるがためになおのことチケット争奪戦に参入する人が増えてますます取り難くなる、という悪循環。

今回ワタシがチケットを取ったのは、「アイスクリスタル」というフィギュアスケートの応援をしてる会社(?)のファンクラブからなのだ。
年間5千円の会費で、チケットを取れる。
はずだ。
だけど、売買目的でここに入会してオークションに出してる人がいる。
ので、スケート連盟からも「どうにかせよ」と言われ、この会社も考えた。

そして、取った対策が、チケットは当日渡し。
しかも顔写真付きの会員証を本人が提示しなければ引き換えができない。という方法。

この方法のおかげで競争率が下がったのでワタクシ、チケット争奪戦に勝てたってのもあるんでしょうねえ。

ま。ともかく、チケットは当日渡しなので、当日にならないと具体的なお席はわかんないのだ。
席の種類はわかってるけどね。

でもこの日は天下のアリーナ席ですしさ。おっほっほ。
どこだってハズレはなしよ。
さ~どこかな~?と専用窓口で会員証を提示して、渡された封筒からチケットを出そうとしたら、
風でびう~んとチケットが飛ばされたっ!!!

ぎゃ~~~~っ!!!!!!

待て~!待ってぇ~~!ワタシの大切なチケットちゃんが~~~っっっ!!!!

は~は~は~は~は~
びっくりしたわよ。
あやうく窓口に「たった今、もらったんすけど風で飛んで行ってしまってえええ」と泣き付きに行かねばならんとこだったわよ。
「コレだからおばさんは」ってうっとうしがられるところだったわよ。

はい。改めてチケットを見るですよ~~
さ~どこかな~~~?(わくわく)
アイクリ(アイスクリスタル)の封筒からチケットをそろ~りと出す。

3列目?!
おおっ♪

しかもこの番号だと結構ど真ん中近く?じゃ~ありませんのっ!

ぎゃ~!
やったーやったーやったー

う~れしいなうれしいな(も~もたろさんももたろさんの節で)

こっそり一人で小躍りする。
周りに人が結構いるからね。いい歳したおばさんが派手にはしゃぐとちょっと恥ずかしいよ?
なのでこっそり小躍り。
ぷふふふふと含み笑いをする。

その後、スケートオタク仲間のぷ~ちん母さまも職場を早退して(^^)到着したので合流。

チケットを渡すとぷ~ちん母さまも「きゃ~♪いい席じゃないのぅ~♪」
「でしょでしょ」と二人で大喜びしながら会場へ。

あ~いつもながらこの会場に入るときのわくわく感。
血圧は間違いなく上昇してることでございましょう。

ノーマちゃんにっていただいてた鹿の柄のひざ掛けも連れて来たよぅ。
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今日はペアーのショートと男子のショート。
ペアーはね、日本では一組しかいないから、たった一組の演技を見るの。
寂しいわね。日本ではペアーとアイスダンスは選手が少なくて残念。

そして本日は男子シングルのショートプログラム。

世間的にはあまり知られていない選手でも会場まで来るようなオタクは知ってる選手が結構いるの(^^)
特にアリーナ席に座るようなコアなオタクは御贔屓の選手がいて、みんなそれぞれ応援バナーを持って「○○く~ん!」と掛け声をかけていました。

ん?ワタシですか?
ワタシはしません。
バナーも作らないし、お花もプレゼントもあげないわよー。そこまでじゃないのー。

ワタシの隣に座っていたオクサマたちは大ちゃん(高橋大輔選手)のファンらしくて、直に渡したい!って、奇麗なお花を持ってきておられました。
その方たちと少しお話したら、なんと、そのオクサマだち、NHK杯も見に行ったんですって!
今年のNHK杯は北海道だったのにっ?!
北海道まで行かれたと!

んまあああ~~~~羨ましいぃ~~~

ワタシもお金があったら行きたかったわね。北海道。
毛ガニとうに丼を食べるわね。
あぁ違ったわ。フィギュアを見に行くんだった。

NHK杯での大ちゃんのフリーのブルースはすっごい良かったもの!
最初にテレビでジャパンオープンで見たときは「びみょ~なプログラムだな~~」と正直思っていたのだけど、
その後カナダ大会で見たら、あらっ?なかなかステキなプログラムじゃなくて?と思い、
NHK杯では「これイイ!!!」とすっかり惚れこみました。

も~~あんな演技、大ちゃん以外だっれもできないっ!
一昨年あたりから小塚君がめきめきと頭角を現してきてて、正直大ちゃんより小塚君の方が・・・と思った時期もあったけど、あのNHK杯の演技を見て、

やっぱりや~っぱりまだまだ日本の王者は大ちゃんだわ~~~~

とつくづくと思ったものでした。

あれを生で観られたなんて、キィ~~~っ!羨ましい~~~~~っ!!!

あ。別に大ちゃんのファンではないんですけれどもね。
でもワタクシ、「真央ちゃんだけのファン」から「フィギュアスケートのファン」にいつの間にかなってて(^^;)
すばらしい演技は誰の演技であろうと生で観たい、と思うようになりました。

なので、誰が勝つか?ということよりも、どれだけパーフェクトな演技が見られるか?が重要になりまする。
できたら全員が会心の出来で終えてくれたらなあと思うのであります。

この日は結局大ちゃんが4回転トゥループと3回転トゥループのコンビネーションジャンプを決めて、92点だった?すごい点数をたたき出してトップに立ちましたね。

演技前の6分間練習で何度も4回転にトライしては失敗してた大ちゃん。
あ~4回転跳びたいんだねえ・・・とつぶやくぷ~ちん母さま。
そらそうよねえ。羽生君があれだけ4回転決めてくるようになったからねえ。
成功させてあげたいけど、無理っぽよねえ・・・
なんてつぶやいてた私たちだったのに、なんと挑戦してきたっ!決めたっ!!!

ぎょ~っ!すごいっ!

ぷ~ちん母さまは回転足らんかったような~?と言ってたけど後ろの人たちは「足りてた足りてた!」と大興奮。
おほほ。オタクばっかりだからね。

ま~回転はワタシ、動体視力が弱いから正直よくわかんなかったけど、この試合で4回転のコンビネーションジャンプに挑戦してきたってことがすばらしいし、転倒なしで決めたってところがすごいし感激だったわ。
「ガラスのハート」と呼ばれたここぞってときに決められない大ちゃんだったらしいのに(^m^)

以前コーチしてたモロゾフ氏も著書で言ってましたね。
「ダイスケは練習の方がずっといい。ミキ(安藤選手)とは逆だ」って。

これが大ちゃんがいっつもどんなジャンプも成功してて、今まで順風満帆で来た選手だったらここまでみんな大喜びしなかったと思いますな。

できる子なのに、どーしてここぞってところでできないのっ!(涙)
という母親にも似た気持ちになってるファンの皆様ですから、この日の演技にみんな大喜びでした。

ええ。もう尋常じゃない喜びようでしてよ(^^)



よく聞かれる質問に「生で見るのとテレビとでは違う?」てのがあります。

ハイ。ぜんぜん違います!
上位の選手とそうでない選手との違いがよ~くわかります!
スピードがよくわかります。滑らかさがよくわかります。
そして「表現力」というものがナニなのか、よ~くわかります!

あとね、生で見るようになって、人の思いというか、念というか、そういうものは目には見えないものだけど、「感じられるもの」なのだとわかりました。

「気」ってあるじゃない?
あれって本当にあるの?とワタシャず~っと思っていたのだけど、あるのかもねえと思うようになりました。

演技が始まる直前、会場全体が固唾を呑んで見守る。
「がんばれっ!」と誰もが思ってる。
すばらしい演技の後、みんなが「よかったよかった」と安堵と嬉しさでいっぱいになってる。
それがすごくよく伝わります。

自分が感じていること(がんばれ!とかよかった!とか)
を他の人たちも同じように感じていて、その思いを共有できる。

選手の方からも「応援ありがとう」って気持ちが伝わる。

人間ってそんなに悪い生き物じゃないかも?
と思える瞬間です。

ええ(^^;)ワタシ、人間って悪い生き物だと思ってっからね。いつも。

人の気持ちなんてわからんものだけど、どう言ったらいいの?
こう・・・身体全体から感情って立ち上るよね?
あれがわかる感じ。
以前はワタシそれがわからない人だったから。

わんにゃんも感情が見えるよね?
嬉しいとか悲しいとか、怒ってる、とか。毛がどうこう、顔つきがどうこうではなくて、後姿からでもわかるよね。

あんな感じです。

それを感じたくて見に行ってるっていうのも一つ、ありですねえ。

テレビだと表情とかわかりやすいですけどねえ。
でもココで天井カメラかよ?!とか、スピンで上半身だけ撮るってどうなのよっ?!
とか、カメラワークに文句つけたくなるので、やっぱテレビ観戦は悲しいんですよなあ。
あと、すんごいいい演技だったのに!この選手を放送してやがらない!とかあるの。
どういった基準で選んでるのかよくわかんね。

そうそう。
会場には大型のビジョン(って言うの?名前がわからん)があって、演技前にそこにその選手の写真とプロフィールが映り、演技後はそこにその選手の点数が表示されるんですね。

で。
上位の選手と一部の選手はキスアンドクライ(点数が出るのを待つお席)も映る。
演技の最中も映る。

でも下位の選手と一部の選手は映らない。

下位の選手のときは会場に何箇所かあるカメラも動かない。当然カメラマンもそこにいない。
会場のはじっこにあるクレーンカメラも最初は動かない。天井カメラも動かない。
上位の選手のときに急にカメラマンがやってきて撮り始めるんだな。

どうなの。これって。すっごい差別だとおもーわ。
撮ってやれよー。キスクラくらい。あの大型ビジョンを使うのってそんなにお金かかるの?
関西電力が今は節電お願いしまつって言ってっから?
いやいや。2年前もそうだった。その前もそうだった。なみはやの全日本しか知らないけれど、
以前もそうだったもん。

酷いよねー。
例えば第3グループ以降は映します。とかきっちり線引きされてたらまだしょうがねえと思えるけどさー。
この子はキスクラも映したのに、さっきの子は映さなかった。次の子も映さない。
とか、明確な線引きがないのよ。

なんでさっきの子は映したの?顔?顔か?って会場で私たちモソモソ言ってたの。
隣のオクサマたちも「全部撮ってあげればいいのにねえ」ってお怒りだったわよ。

ちょっとイヤな感じであります。
ワタシが映されない選手のお母さんだったら悲しいよ。
とても嫌な気がすると思うよ。

テレビは商業ですから、テレビ放送するしないは視聴率取れそうな将来有望そうな子を中心に番組構成をするってのはいくらかしょうがないけれど、会場のビジョンなんか差別せんでもええじゃないの。
と思いますわ。ほんとに。むかつく。

と、以前も思ったことを今年も思った。

午後4時から始まって終わったら午後8時半すぎ。
お疲れさまー。
さぶかったー。
おなかすいたー。
by nomanyan | 2011-12-29 17:21 | 日常


15歳8ヶ月でお空に旅立ったゴールデンレトリバーのノーマとノーマを大好きだったにゃんこたち


by nomanyan

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