4月21日。次の子

人の感情って大まかに分けて喜怒哀楽がありますが、
それぞれの深さ、というか、幅、というか、
は一体どうなってるんでしょう。

人によって違うんでしょうけど、その深さは他の人からはうかがい知ることができなくて、
想像するしかない。
想像するのは自分を基準にして。になる?

自分がこんなに悲しいからきっとヒトサマもすっごく悲しいのだろう、と想像していると、
案外そうでもない?とか思えるような言動を見たりして、あれっ?とか思ったりして。
反対に、自分はそうでもない出来事に酷く心を痛めてる様子を見たり聞いたりして、あれっ?
とか思ったりして。

んで、ちょっと寂しかったりして。


先日、自治会のゴミ当番にあたっていたので、ゴミ回収車が行ってしまったあと片づけをしてると、
ワンコとお散歩されてる方が通りかかった。

そしてワタシをみつけて「わんちゃん。元気ですか?」って言われた。

はっ・・・いつかは言われると思っていたけれど。
こないだまで言われて嬉しかったけれど。

3月7日に逝ってしまった、ということを言うと、あら~そうなの~と痛ましい顔をされた。
そして次に「でも奥さん、まだ若いからもう1回わんちゃん飼えますよ」と言われた。

は~~~~~~~

やっぱり。きたこれ。いつかは言われると思っていたけれど。


結構こたえたなあ・・・

次の子。
ノーマを火葬してる間に知り合いにメールしたときも「またゴル飼おう」みたいなメールが返ってきて、
ちょっとガーンときてしまった。

いやいや。わかってるわかってる。
知り合いやゴミステーションで話しかけて来られた方も悪気はないって、そしてワタシを慰めようって思って言ってくれてるってよっくわかってる。
わかってる!

なのに。

こんなに傷つくのはなぜ。
「傷つく」って大げさって思われるかもしれないけれど、本当にぐさっときた。
慰めの言葉にぐさっと来てはいけないと思うのだけど心に突き刺さった。
ワタシが勝手に傷ついたのだから相手を責める気は全くない。

は~・・・でも悲しかったなあ・・・・
まるでノーマを否定されたように感じてしまった・・・
もういいじゃない。死んだ子のことは忘れて!と言われたような気がしてしまった。
そんなこと言われたわけじゃないのに。

ワタシだって先にゴルを亡くしてしまった方にさんざん次の子(もちろんゴル)を勧めていたくせに。
幸せになってほしい。幸せな子の様子を見たい。
この人だったらきっと適当に扱わない。きっとその子を幸せにしてくれる。そう思ってオススメしてた。
ただただそれだけだったのだけど、自分がその立場になって初めてこんな風に感じるんだ・・と分かるこの愚かしさよ。

かつて「またゴル飼ってください」ってワタシが言った数々のお方、ごめんなさい。
知らぬこととはいえ、無神経なことを言いました。


ひとそれぞれだからそう思わない人もたくさんいるんだろうな。
というかワタシ、結構変わり者なようだからもしかしたら他の人はそんなことないのかもしれない。

人が傷つくことってわからないものだよね。どこにそのポイントがあるのか痛点みたいなものがあるのか。
良かれと思って言ったのに傷つけていたなんて思いもしないよね。せっかくの厚意なのに。







慰めようと思って発した言葉に、被災者の心が傷つけられることもあるそうな。

以下、コピペ

「ボランティアの人たちには感謝している。でも、“大丈夫です。絶対に明日はやってきます”“お気持ちはわかりますよ”なんて同情の目でいわれても、あんたたちにわかるわけがないとつい思ってしまう」(仙台市の避難所にいる40代女性) 気仙沼市在住の50代男性は、被災後2週間ぶりに発見された父親を弔う通夜の席で、参列者の一人にこういわれたという。「遺体が見つかってよかったですね」 男性が“遺体だけでも見つけてあげたい”と必死に探し続けていたのは確かだ。遺体が見つかったときには、安堵も覚えたという。「それでも、死んだのに“よかったね”なんて、人にいわれたくないんです。逆の立場だったらどんな気持ちがするか考えてみてほしい」 精神科医でたかはしメンタルクリニック(岩手県宮古市)の高橋幸成院長はこういう。
「自宅に家族、仕事も失い、自分だけが生き残ったと苦しんでいる個々の人たちはがんばろうにもがんばれない。虚しく響くだけです。“今日1日を生きましょう”、私はそう話します」

※週刊ポスト2011年4月29日号

難しい・・・
励ましたいだけだろうに。
こんな風に感じさせてしまうんだ・・・と思う。
人はやはりその立場に立たないとわからないのね・・・


私が前の日記で原発周囲で犬猫を置いて避難せざるを得なかった人たちについて責めるようなことを書いたためにたしなめてくださった方がおいででした。

好きで置いてきたわけではない。
一番辛いのは飼い主さんです。
と言ってくれました。

そうなのかもしれない。
私がどれだけ報道や想像で残された子達のことをかわいそうに思って悲しんでいても、それは飼い主さんに及ばないかもしれない。
及ばないのが多分普通だろう。

だけど私は犬猫にを飼ってる人の中でも温度差があり、どれほどに大切にしてくれていたのか?と信じられないところがあります。スミマセン。

本当に自分の命と同じくらいにみんなわんにゃんのことを思ってくれているのか?と。

いや。きっと自分の命と同じに思ってる人は少ないでしょう。思ってなくてきっと普通だし。

でも私はうちのノーマやにゃんこ隊のことを私の一部だと思っています。
だからあの子たちの生存のために必死で努力するのは当たり前のことであって、別に偉くもないし立派でもない。
ノーマの介護について「よくやった」と褒めて下さる方がおいでで、そのことはすっごく嬉しい。そんな風に思ってもらえてとても名誉だと思う。ありがたいとも思う。
だけど普通のことだと思う面もある。当たり前だと思う。
この子たちを幸せにするのが私の生きがいだから。楽しみだから。私が生きている意味がそこにあるから。
この子達がいないのなら私は生きている意味がない。
そう思っています。

できれば、世界中の人にもそういう風に思って欲しいと思っています。
犬の飼うのなら、猫を飼うのなら、全力で愛して欲しい。自分の一部だと思ってほしい。
年を取ったからといって捨てるとか、子供を生んだから捨てるとか、そんな悲しいことをしないでほしい。
「捨てる」などというのはもちろん言語道断だけれど、では生活できてさえいればいいかというとそれも違う。

先にも書いたけど、やっぱりその子を一番に考えて欲しい。何よりも。
だってこの子たちは言葉をしゃべれない。自分が好きに行動できることは何もない。
飼い主次第。すべてが。


私は自分のことを「わんにゃんの星に住んでいる」と表現することがあります。

世間一般は人が動物より大切。

自分>家族、友人>自分の犬猫>よその人>よその犬猫 

もしくは

自分>家族・友人>よその人>自分の犬猫>よその犬猫 

こんな人もいるかもしれない。



でも私は

うちの犬猫=私>家族・友人≧よその犬猫>・・・すっごい離れて よその人

だから。

私の言うこと、私が大切にしていること、重要だと思っていること、が
人が大切な人には全く伝わらない。分かって貰えない。
そして人が大切だと思ってる人の言ってること、重要なことが私も全く理解できない。
だからもう別の星に住んでいる人だと思おう、と割り切っています。

知ろう、分かろう、と思うと空しいことになるから。
オマエおかしいんじゃない?って風なことを言われて傷つくから。

犬猫を置いて行かざるを得なかった人を「どうして?」というのは責めてる気持ちも否定はできないけれど一番は全く理解ができないのです。
ずっと責めてるわけじゃないんだけど・・いや。責めてるんだろうか?と思っていたのだけど、自分の感情がよく理解できなくて。
あちらの日記で「自分と違うからわからないんだよね?」ってコメントしてくれた人がいて、ようやく
「あぁそうだ。そうだ。わからないんだ」と思い至りました。

震災以降、ずっともんもんとして、可愛そうな犬猫のことを思って泣いたり落ち込んだりして、めまいがずっと治らないしおなかは壊れるし泣きすぎて鼻の下は痛いし。

よそのわんにゃんのことでこんなにボロボロになるなんてなんてばかなんだろうかと自分でも思います。

世間の犬猫好きな人もこんなにおなかがこわれたり泣いてばっかりいたり、日常生活に支障を来たしているのでしょうか?

私は精神が弱いからこんななんだろうか?とも思います。

以前、捨て猫捨て犬のことで何日も眠れなくなったりするので私は精神科に相談に行ったほうがいいのか?と悩んでいました。
心療内科とかに行ったらこんな考え方から脱して楽になれるんだろうか?と。
こんなに自分ではどうしようもないことで眠れなくなったりごはんが食べられなくなったりしていて、私はおかしいんじゃないだろうか?って。

子供を生まないって決めたのもこのことが大きな原因だし。
私はどうやら一般の人と大きく違うものの考え方、価値観なようだから非常に生き辛い。
こんな性格が遺伝すると思われる子供はこの世に生み出さない方がいいだろうと思っていました。
今ももちろんそう思っています。

子供の頃はとっても孤独でした。
私のものの考え方が周りと全く違うから。
家族はいるけれど私が大切に思っていること、もっと人だけじゃなくて他の動物のことも大切にしなきゃいけないんじゃないの?ってことを言う私を家族は変わり者だと思っていたようですし。
家族はもちろんのこと、周りにもそんな人はいなかったので、
私の言ってること、感じてることを共有できる人は世の中にいないんだとまで思っていました。
だから一人ぼっちだと感じていました。
自分を理解してもらえない、相手を理解できない、というのは孤独感が募りますね。

でもネットやドッグカフェで同じように思っている人がたくさんいるんだと知り、孤独が救われました。
が。その犬猫を可愛がって「家族」だと思って接している・・と思われた人の中にも、温度差があることはその後いろいろなことがあり、よくわかりました。

自分と同じでないから、といって責めることはできません。
人はひとりひとりその人の価値基準があるのだから。

だけど
震災が起こるたびに犬猫は後回し。人、人、人!人間が大切!尊い人命、人命優先!
世間でそう思われ、そう行動されていることが悲しくてたまりません。
やっぱり世間は自分と大きく違っていて、犬猫はかなり下の位置にあるんだ。
自分と同じ、一部、とは思ってくれていないんだ。だから命が失われてしまうんだ・・・と思ってしまいます。

家と仕事(収入)がなければ人は生きていけません。
住むところと収入を優先して、犬猫は後になる・・・
それが普通。きっと。

だけど私には住むところ、収入と同じくらいにノーマとにゃんこ隊が大切。
決して切り離せない。収入が切り離せないのと同じ。住むところが必要、ということと同じ。
私の生きている意味がこの子たちの存在だから。

もしも・・と想像してみる。
私に子供がいたら?

子供が聞き分けのある年齢だったら親戚に預ける。
あなたは言葉がしゃべれる。おなかが空いたとかこうしたい、とか自分で言える。そしてそれをかなえてくれる人が回りにいる。だからがんばれ。私は言葉がしゃべれないこの子たちと残る。と言う。

寝たきりの母がいたら?
母にはごめんね。そう先は長くもないから(スマン)ここで一緒に被爆しよう。と言う。

乳児がいたら?
ごめんね。一緒に被爆して下さい。と言う。

だと思う。
このヒトデナシ!と思われる方もいるでしょう。
ですが私にはノーマとにゃんこ隊が何があっても優先なのです。

今、実際にいないから想像だからそんなことが言えるんでは?と言う人もいるでしょうが、
いえいえ。きっとこのままです。
現に今だってまさのすけよりノーマとにゃんこ隊ですから。
幸いなことにまさのすけも私よりノーマとにゃんこ隊です。
夫婦してこんな状態なのはきっと人として何かを捨ててしまってるのかもしれませんが。
しょうがないです。それが大切なのだから。

こんな犬猫偏重な私なので、今回の震災でも、
果たして私と同じような感覚(自分の一部と捉えている)で、本当にその子たちと暮らしていてくれていたのでしょうか?・・・と思ってしまうのです。

だって大多数の人がそうじゃないだろうから。そうじゃないことがきっと普通だから。

そしてその「普通」がとてもとても悲しい。
by nomanyan | 2011-04-21 14:04 | お世話係のつぶやき | Comments(2)
Commented at 2011-04-23 00:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nomanyan at 2011-04-23 09:41
鍵コメさま

ログインしてるのでnomanyanですがお世話係です。

んまあ~数年も前からっ?!ありがとうございます(*^^*)

そうですか。4年も前に?(T_T)お辛かったですね。家族を失う悲しみははかり知れないものですね。

ありがとうございます。同じように思っていただけて。救われます。嬉しいです。
ワタシと同じようにめまいが?(^^;)気がうつうつすると体調も最悪になってしまいますよね。どうかお大事になさってください。
そして、メール!ありがとうございます!しかもあちこちにっ?
んまあ~嬉しいっ♪
はい!がんばりましょう!あの子たちを救うために!
環境省も考えてくれ始めたみたいですね。http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110421/dst11042123490057-n1.htm
どうか、いい方向に行きますように!
コメント、ありがとうございました(^^)


15歳8ヶ月でお空に旅立ったゴールデンレトリバーのノーマとノーマを大好きだったにゃんこたち


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